怖がりでも読める!面白くてゾクッとする、やめられない怖い本7選

日々のこと

私は月に5冊ほど本を読みます。読むのは好きですが、読書家でもありません。
そんな私が怖い本にハマり、最近ではほぼ怖い本しか読んでいません。
一方、夫は本が大好きで、毎週図書館に通い、仕事の合間や寝る前にも読書を楽しんでいます。
ある日、夫が図書館で借りた本を「読んでみる?」と薦めてくれたのをきっかけに、試しに読んでみたところ、すっかり夢中になってしまいました。

怖い本を読む理由

なぜ怖い本を読むのか?
怖い怖いと恐怖を感じながらも読み進めずにはいられない・・・
非日常を味わいたいのか?
スリルが楽しいのか?
自分の恐怖心に向き合いたいのか?
なぜ読むのをやめずに、最後まで読み切れるのか?

「この先に何があるのか?」という好奇心が、恐怖を超えてしまうのだと思います。怖いと分かっていても、知りたくなるのが人間の性かもしれません。
そして、恐怖を乗り越え、最後まで読み切ったときの達成感や、現実世界に戻ってきたときの安心感が心地よい。
結局のところ、怖い本を読むのは「恐怖」と「興味」の間を揺れ動く感情があるからです。
怖いのに、やめられない。心のどこかで、次の恐怖を待ち望んでしまう。
そんな人間の不思議な心理があるのかもと思います。

怖い本を読むときは環境を整える

怖い本を読むときは、怖さを最大限楽しめる環境で読みたいですよね。
私は家に一人きりの時や、家族が寝静まってから読むのが好きです。
誰もいない静かな空間では、物語の世界にどっぷりと浸ることができます。
夜は、暗闇が不安をかき立て、物音が響きやすくなる時間帯。静寂の中でページをめくると、ちょっとした気配にも敏感になり、恐怖が倍増します!
怖くなりすぎて眠れなくなることもあります・・・そんなときは最後まで読んでしまいましょう(笑)

怖い本にもいろいろある

「怖い本」とひとことで言っても、その種類はいろいろ。
幽霊が出る怪談系から、じわじわと心を侵食する心理ホラー、実際に起こった事件を描く実話系まで、ジャンルによって怖さの質が異なると思います。
私は幽霊が苦手(霊感は全くありません)基本、怖がりです!
これから私が読んで面白かった本をお勧めしますが、幽霊が苦手な人でも読めるお話だと思います。
寝る前に少し思い出してゾゾゾーっとすることはありますが、怖くて寝られなくなることはないかな?子供のころ「あなたの知らない世界」を見た日は、目を瞑って頭を洗うのさえ怖かったですよねー。

怖い本にハマったきっかけ。背筋さんの本。

「近畿地方のある場所について」
モキュメンタリーという(実録を装ったフィクション)ホラー。
え??これ本当の話じゃないよね?と怖くなります。
近畿地方のある場所というのも三重県に住んでいる私にとっては、どのあたりかな?と想像しちゃうのでリアリティがありました。気味が悪い、異様、怖いー!がずっと続きます。
一気に読んでしまいました。袋綴じの写真も怖いです・・・

背筋さん、どんな人なんだろう?と思っていたけれど、ご自身も怖がりという優しそうな方ですね。
ラジオで怖い話をしてくれたのを聞きましたが、内容は怖いけれど声が優しくてあんまり怖くなかったな(笑)
背筋さんの本、全3冊とも面白いです!「口に関するアンケート」はすぐに読めちゃうので読み終わるのがもったいなく感じます。

澤村伊智さんの短編集。頭の大きな毛のないコウモリ

短編集なので読みやすい本。気味が悪くて、どのお話も面白かった。愛のあるホラーという感じ。
最後の最後で、作者のことを嫌いになりそうになったけれど、騙されちゃった(笑)
ぜひとも最後まで読んでほしいです!
澤村伊智さんといえばの、比嘉姉妹シリーズを友達におすすめされたので、これから読んでみます。

斬首の森」も面白かったです!まったく予想できない展開で、物語にぐいぐい引き込まれました。
カルト宗教から脱走し、森の中で迷い込む主人公。5人の仲間と行動するものの、誰も信用できない葛藤と、「次は自分かもしれない」という恐怖がつきまとう。
手に汗握る展開の連続。グロテスクな描写が多いので、苦手な人には向かないかもしれません……。

子供向けの怖い本、娘も読んでいました。

ポップで読みやすい、金子 玲介さんの本。

死んだ~シリーズは本屋さんでよく目にしますよね。
「死んだ石井の大群」

「死んだ木村を上演」

これも夫のおすすめで読んでみました。
セリフが多めで、テンポがよく、どんな展開になるのかが全く予測できません。いったいどうなるの?という好奇心で最後まで読み進めました。
読み終わったあとには、モヤモヤが晴れ、しっくりと物事がつながるような感覚に包まれます。
「死んだ山田と教室」がまだ読めていないので、読むのが楽しみです。

おすすめの漫画も。三重県民は絶対に読んでほしい~!

光が死んだ夏
田舎のとある集落に住む高校生の親友が、“ナニカ”にすり替わってしまうというお話。
集落では次々と不可解な事件が起こり始め、怖いけれど先が気になって、読む手が止まりません……!
結末を知らずにはいられない、そんな物語です。

そして、三重県民の私にはグッとくる漫画でもあります。なんと、作中の方言が三重弁なんです!
三重に住んで約8年。日常でよく耳にする言葉がたくさん出てきて、なんだか嬉しくなりました。
家族全員で読んでいます。

アニメ化も決定したそうで、どんな結末になるのかますます気になります。

読み終わったら、感想を誰かと共有したい。

本を読み終わったあとには、感想を誰かと共有するのが楽しいですよね。
一人で読んでいるだけでは気づかなかった視点に出会えたり、自分の考えを言葉にすることで、作品への理解が深まったりします。
「みんなはどう感じたんだろう?」と気になって、感想を検索することもあります。
いろんな読み方があって、それを知るのもまた読書の楽しみの一つだなと思います。

最近は、読書記録アプリにも興味が出てきました。
「読書メーター」や「読書管理ブクログ」「読書管理Yomoo」などなど。
 これから使ってみたいなと思っています。

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