ドイツの金属磨き wenol(ウィノール)の使い方 真鍮のお手入れ方法

お手入れ

探してみるとたくさんある真鍮製の雑貨やインテリア用品。
アンティークな風合いで味のあるゴールドは、おしゃれでインテリアにも外せないアイテムです。
みなさんも真鍮製のランプやトレイ、アクセサリーなど、いろいろなアイテムをお持ちだと思います。
そんな真鍮製品、気づくと黒ずんでいる!ってことありませんか?
真鍮は経年変化する素材で、それをを楽しむ目的の商品が多いのですが、アクセサリーやカトラリーだと気になりますよね。
そんな時に、ピッカピカにしてくれるアイテムをご紹介したいと思います。

これ一択!ドイツのクリーム状の金属磨き

磨くのが楽しくてやめられない~!ドイツ製の金属磨きウイノール。

これを使うとピカピカになっちゃうので、光らせたくない方には向きません。
でもピカピカにしても、半年ほどしたらまたくすんできちゃうので、大丈夫(笑)
初めてウイノールの存在を知ったのは20代の頃。
ガラスの学校を卒業した私は、なぜかアクセサリーを作る工房で働くことになりました。
そこで作ったアクセサリーの最後の仕上げに使っていたのがウイノール。
完成したアクセサリーをウイノールで磨いて、ピカピカにしてから出荷していました。
プロも使う金属磨き、お値段も高くないので持っておくと本当に便利です。
真鍮以外にもシルバー、銅、金、青銅、クロム、ステンレス、アルミなど使用可能。一度の使用量はほんの少しなので1本あると一生使えると思います!

wenolの使い方

まず用意するのは汚れてもよい布。柔らかい布が磨きやすく、古いTシャツなんかがちょうどよいです。
アクセサリーなど小さなものを磨くときは、手袋があれば磨きやすいです。
磨くと布は真っ黒になるので、捨ててもよいものにしてくださいね。
ウイノールを少し布に取り、布の上で広げます。そしたら磨きたいものに布を当てて丁寧に動かしていきます。

わーー!!真っ黒!!

と、びっくりすると思います・・・
磨けたらウイノールの付いていない布でもう一度拭き上げます。
カトラリーやお鍋などは、食器用洗剤で丁寧に洗って水気を拭き取ってから乾かします。
これでピッカピカになりました!

wenolで磨いたものいろいろ

ずっと気になっていたミラーを磨いてみました。
ブラス(真鍮)とウッドを組み合わせたスタンドミラーは裏側がくすんでしまって残念な感じに・・・ウッドの部分には磨き剤が付かないように気を付けて磨きます。
指の跡のような汚れもなくなり、黄色くくすんだ色が取れて、白っぽい光沢がでてきました。
日が当たるとキラッとして、少し豪華な雰囲気になりました。

お店で使っている真鍮製のプライスカードを挟むカードスタンド。
5年以上使っているので、黒ずんでしまっていました。これも復活してピカピカに。

くすんでくると出番が少なくなり、よけいにくすむ、という悪循環に陥るカトラリー類。
磨きついでに、綺麗にしておきましょ!
台所用品は最後しっかり食器用洗剤で洗ってくださいね。

かなりひどい状態のスプーン。左2本は真鍮製。右2本は銅製です。こんなの絶対使えない!!
上が磨いたもの。全然違いますね。
ピッカピカーー!!

wenolとほぼ同じ!?glanol(グラノール)も使っています!

実はウイノールが行方不明になっていた時期があって、その間にGLANOL(グラノール)を買いました。使い心地や効果はほぼ同じです。この2本、10年以上使っています。
お店用の商品も磨くことがあるので、頻繁に使うのですが、なかなか減らない。私がおばあちゃんになるまで使えそうです。




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